飛べない野鳥の救護と治療法解説
2026/06/04
飛べない野鳥を見つけた際、どのように対応すべきか悩む方は少なくありません。野鳥が飛べない原因はケガや病気、栄養不良などさまざまです。本記事では、飛べない野鳥を見かけた際の専門機関への相談先を紹介し、早期回復を目指すための対策を提案します。大切な自然の仲間である野鳥が再び自由に飛べるよう、正しい知識と行動で支援しましょう。
目次
飛べない野鳥を見つけたら何をすべきか?
飛べない野鳥を見つけた際、むやみに触ったりせずまずはそっと見守りましょう。鳥獣保護管理法により、許可なく野鳥を捕獲したり飼育したりすることは禁止されています。野鳥はストレスに弱く、人に触られたり捕まえられたりすることによりショックを起こし死んでしまうこともあります。また弱っている鳥は感染症に罹患している恐れもあります。鳥と人共通の感染症もあるため、弱っている野鳥を見かけても、「触らない」「拾わない」が最も適切な対応です。
飛べない野鳥がヒナだった場合
4月から6月頃はヒナの巣立ちの時期です。この時期のヒナはまだ上手く飛ぶことができず、飛ぶ練習中に路上に降りていることがよくあります。このようなヒナの大半は元気なヒナなので、保護する必要はありません。また近くで親鳥が見守っている可能性が高いので、路上にいるヒナを見かけたらそっとその場を離れましょう。
人為的な事故などで怪我をしている場合
まずは触らずにお住いの都道府県の担当窓口(鳥獣保護担当など)に連絡して指示を仰ぎましょう。しかし鳥がいる場所が路上で、さらなる事故の危険性がある場合は、近くの安全な場所に鳥を移動してもいいでしょう。その際手袋を着用したりタオルを使うなど、鳥の体に直接触れないように注意してください。一般的な動物病院は野鳥の診察を行っていないところがほとんどです。自己判断で野鳥を動物病院に連れて行っても診察を断られるケースが多いので、必ず都道府県の担当窓口に確認するようにしましょう。
保護や治療が必要なケースとは
飛べない野鳥は手を出さず見守ることが基本ですが、野鳥が希少種だった場合や、治療することで野生復帰が可能な場合は保護される可能性があります。自治体によっては野鳥保護の専門機関や野生動物救護団体が存在し、専門的な治療やリハビリテーションを受けることが可能なところもあるので、まずは都道府県の鳥獣担当窓口に相談してみてください。
飛べない野鳥を見かけたらまずは相談!自然の仲間を守る情報まとめ
飛べない野鳥を見かけたとき、多くの人がどう対応すればよいか迷います。原因はケガや病気、栄養不良など多岐にわたり、安易な判断が野鳥の状態を悪化させることもあります。まずは野鳥の様子を静かに観察し、無理に捕まえず過度なストレスを与えないことが重要です。地域により野鳥保護の連絡先や支援組織が存在するため、事前に確認しておくと安心です。自然の仲間である野鳥が再び飛び立てるよう、適切な知識と迅速な対応で支援することが大切です。