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熱中症に注意!

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熱中症に注意!

熱中症に注意!

こんにちは!愛玩動物看護師のジェームスです🌝

今回は前回のパグについてのブログに引き続き、「熱中症」について書いていこうと思います。

 

7月頭まで過ごしやすい気温が続いていたのに急にジリジリと暑くなりましたね💦☀

洗濯物をやっと外に干せるようになって嬉しい反面、家を出るだけで汗べちょべちょの夏の日々が始まりました(笑)

朝早くや、夜の涼しくなった時間にワンちゃんの散歩をしているのをよく見かけるようになりました。

それでもまだ極まれにですがお昼の日の出た熱い時間に外に連れ出している方を見かけます😢

お外に出したい気持ちもわかりますが、かなりリスクのあることです。

そこでニュースなどでよく聞くけど、実際熱中症とはどんなものなのか、どうすれば防げるかなど書いていきます。

熱中症とは

ゆで卵は生卵には戻りません。

熱中症とは簡単にいうと
「暑さで体温の調節ができなくなり、体に熱がこもってしまう状態」です。

 

まずは人の場合で考えてみましょう。

私たちは体を動かすと体の中で熱が作られ、体温が上がります。
すると汗をかき、その汗が蒸発するときに熱が外へ逃げて、体温が下がります。

つまり
体を動かす → 体温が上がる → 汗をかく → 汗が蒸発する → 体温が下がる
という流れで、体温はうまく調整されています。

しかし高温多湿の環境ではこの仕組みがうまく働きません。

汗が蒸発しにくくなり、体の熱が逃げません。その結果、体温はどんどん上がり続けてしまいます。

さらに汗をかき続けることで、水分や塩分が失われ、血液の循環も悪くなります。
この状態が続くと、臓器の働きは低下し、重症になると意識障害を起こすこともあります。

 

ここでひとつイメージです🍳

私たちの体は「たんぱく質」でできています。
卵も同じたんぱく質です。

生卵をゆでるとゆで卵になりますが、元には戻りませんよね。
これと同じことが体の中でも起こります。

体温が41〜42℃以上の状態が続くと、たんぱく質が変性し、細胞が壊れてしまいます。
一度ダメージを受けた細胞は元に戻らないため、後遺症が残ることがもあります。

 

もちろん熱中症は人だけでなく動物にも起こります。

でもワンちゃんやネコちゃんは人間のように「汗をかいて熱を逃がす」ということができません。

特に犬は急激に体温が上がりやすく熱中症になりやすい動物です。

初期症状として
・いつもよりハァハァと苦しそうな呼吸(パンティング)
・ふらつき
・よだれ
・嘔吐や下痢
などの症状が見られます。

さらに悪化すると
・震えやけいれん
・意識消失
といった命に関わる状態になることもあります。

どうすれば防げる?

意識すれば熱中症は防げます。

第一に、まず暑い場所を避けるや日中の暑い時間帯に外に出すなどを避けることが大事です。

人間にとって涼しくてもそれは靴を履いていて、地面から体の大部分が離れているからです。

でもワンちゃんにとっては違います。ワンちゃんは地面に近い位置で生活しています。人間にとって涼しくなったからといってすぐお散歩に出かけるのではなく、一度地面を触ってみてください。

特にアスファルトは60度を超えることがあります😲肉球がやけどを負ってしまう危険もあります!どうしても外に出る場合は、抱っこやカートを使うのも一つの方法です。

それでも動物にとっては暑いのでこまめに水分補給や、首の周りなど保冷材などで冷やすなど工夫を忘れないで下さい!

室内では風通しを良くしておくことや、ペットが自由に居場所を選択できるようにしておくこと、いつでも自由に飲水できるようにしておくことも重要です。暑い時期の室内の温度は26℃以下で維持するようにします。

車内放置は絶対にNGです!
外気温が25℃程度でも、車内は急激に高温になります。

(活動的な犬や興奮しやすい犬の場合には、さらに低い気温でも熱中症のリスクがあります)

もし熱中症のような症状が出たら

酷いようであればすぐにかかりつけの動物病院に!

応急処置のポイント

熱中症になった場合、放置は厳禁です!最悪の場合死に至ることもあります😲

早急に治療を開始する必要がありますので、症状が出現してから90分以内に以下のことを行ってください


・全身に常温の水道水をかけて冷却

・水道水で濡らしたタオルなどで包み、涼しい場所で風を送り体幹冷却に努める

・直ちに動物病院を受診してください

 

熱中症は重症化してしまうと死に至る可能性の高い病気ですが、良かれと思い応急処置の際に少しでも早く体温を下げようと氷水やアイスバッグなどで急激に冷却をしてしまうとかえって逆効果になってしまう場合があるので注意が必要です!なぜなら末梢血管が収縮し、温度の高い血液が各臓器に循環されてしまいます。そのため熱を発散するのが困難になり、深部体温が下がらずに高体温による各臓器への障害が促進されてしまうからです💦

 

そして前回のブログでもお伝えした通り、どのワンちゃんもネコちゃんも熱中症になってしまう可能性はありますが、その中でも特に短頭種の子たちは特に注意です!

犬ではフレンチ・ブルドッグ、パグ、シーズーなど

猫ではペルシャ、エキゾチックショートヘア、ヒマラヤンなど

 

他にもシニアの子、肥満の子、呼吸状態の悪化を招きやすく、体温上昇に直結し、かつ脱水状態を引き起こすような病気を患っている子にとっても暑い環境はNGです!

例えば、
・ 循環器疾患(心臓弁膜症など)
・ 慢性呼吸器疾患
・ 内分泌疾患(副腎皮質機能亢進症など)
・ 脳神経系疾患(原因は様々ですがけいれん発作を伴う病気、四肢麻痺を伴う病気)
・ 腎疾患(慢性腎臓病など)
などが該当します。

さらに、*認知機能不全症候群に陥っている高齢動物にとっては高温環境ではないのにもかかわらず熱中症を引き起こす病気があります。

※認知機能不全症候群とは

年をとって脳の働きが少しずつ弱くなり、行動や性格が変わってくる状態

 

*認知機能不全症候群の症状としては

・さっきまでいた場所がわからなくなる(迷子みたいになる)

・夜に起きてウロウロする(昼夜逆転)

・名前を呼んでも反応がにぶくなる

・トイレの失敗が増える

・ぼーっとしている時間が増える

こういった変化が見られるようになります。人間でいう物忘れのようなものです。

 

認知機能不全症候群の動物(主に犬)は、水を飲む場所が認識できくなる、家具の隙間などに入ってしまった場合そこから抜け出せなくなる、あるいは長時間吠え続ける等の症状が見られます。

こういった場合体温上昇と脱水症状が起こりやすくなり、熱中症の状態に陥ってしまうこともあるので室内だからと言って大丈夫、と思わず引き続き注意していくとこが大事です。

熱中症は飼い主たちが正しい知識を身に着けて行動することができれば事前に防げるものです!

もっと具体的にどう対応すればいいのか?

熱中症のことはは知ってるけど、どれほどの理解度を自分は持っているのか?など気になる!がある方はぜひ以下のホームページからもっと詳しい熱中症についての情報をチェックしてみてください👇

日本動物愛護協会 犬や猫の熱中症について

日本気象協会 熱中症ゼロへ

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住所 : 東京都三鷹市野崎4-7-1 マロンテラス2階
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