フィラリアの予防をしましょう!
看護師の菅野です。
今日はフィラリア予防について書かせていただきます🦟🪱🚫
【フィラリア症とは⁇】
フィラリア症は、蚊を介してわんちゃんやねこちゃんの心臓や肺動脈に寄生する寄生虫(フィラリア)が起こす病気です!
放置しておくとフィラリアは体内で約30cmもの大きさに成長してしまいます😱
【フィラリア症の症状】
•元気、食欲がない
•咳
•痩せる
•呼吸が苦しい
など…
病気が進行すると、お腹が膨らんできたり、赤い尿をすることもあります。
【感染の仕組み】
蚊が感染犬を刺して吸血することで、小さなフィラリアの幼虫を一緒に吸い込む
↓
フィラリアの幼虫は蚊の体内で成長し、感染してないわんちゃんやねこちゃんの血を吸ったと同時に体内にフィラリアの幼虫が侵入💥
幼虫は2ヶ月皮下組織で準備を整え血管内に侵入し、約6ヶ月かけて成虫となり、たくさんの幼虫を生み出し、最終的にフィラリア症を発症させます。
深刻な症状が出るのは、幼虫が侵入してから何年か経った後が多いといわれています。
検査や予防をおこなわずにいると、知らない間に身体を蝕んでいるかもしれません💦
フィラリア予防薬は体内に成虫のフィラリアがいない事を確認してから投与を開始するようにお話ししております!
万が一フィラリアに感染している状態で予防薬を投与してしまうと急激に体調が悪化する可能性があり、大変危険です⚠️
予防薬を飲んでいても感染の可能性がなくなるわけではないので、一年に一回はフィラリアのチェックをお勧めしております!
【予防薬の効能】
体内に侵入したフィラリアの幼虫が成虫になる前に駆虫をおこなうことで、フィラリア症になるのを防ぐことです。
幼虫は皮下組織で2ヶ月準備をしているので、その間に駆虫をおこなう→つまり、毎月駆虫をおこなうことが有効とされています!したがって予防薬は月に一回投与する必要があります!!
【薬の種類】
現在は一度の投薬で1年間有効成分が持続する注射薬💉(犬のみ)もあり、私たちの病院でも取り扱っています🏥✨
毎月投与が必要な予防薬は
•美味しい味がついてるチュアブル錠(犬のみ)
•首元に滴下するスポット薬(犬猫)
の取り扱いがあります!
その子に適したお薬を処方できると思いますので、気軽に獣医師にご相談ください!
フィラリア症は予防する事で、防ぐ事ができる病気です!
当院では予防することをおすすめしております📢