犬猫と同様に血液検査、レントゲン、超音波などで原因を探します。うさぎ、モルモットなどの草食動物は寒さや周囲環境の変化に弱く、敏感に反応して消化管の動きが低下します。放っておくと死に至ってしまうこともあります。また、換毛期の抜け毛や異物を飲み込んで物理的に消化管閉塞を起こす場合もありますので注意が必要です。
治療は注射、点滴、飲み薬などでお腹の動きを改善します。食べない場合は強制給餌が必要になったり、通院や入院による治療が必要となる場合もあります。うさぎ、モルモットは子宮の病気も多いです。血尿で気がつくことが多く、酷い場合は貧血を起こすこともありますので子宮摘出手術が必要になります。また、最近では犬猫と同様にうさぎも若齢時の予防的避妊手術が推奨されます。そのほか神経症状が出る病気や一般的な皮膚症状をおこす病気があります。うさぎやモルモットは体調不良を隠す動物ですので、普段から健康な状態を観察しておき、ちょっとした違いを見つける必要があります。

血液検査、レントゲン検査、超音波などで原因を探します。フェレットは遊んでいておもちゃを食べてしまうなどの異物の摂取が時々見られます。基本的に吐かない動物なのでなかなか気づかない場合があります。腫瘍が見つかった場合には、手術の他にステロイドや抗がん剤などで対応する場合もあります。

基本的には犬猫同様に飲み薬や注射で治療を行います。身体が小さい分病気の進行が早く、かなり重症になってから病気に気づくこともありますので注意が必要です。

詳しい問診と視診から診断を開始します。ハリネズミは恐怖や緊張で丸くなってしまう子が多いため、普段から手乗りにしておくと病気の対応がしやすくなります。検査や治療のために、必要であれば麻酔処置を行うこともあります。基本的には犬猫と同様に飲み薬や注射での治療になります。